◍  『論座』 (朝日新聞社発行) の表紙画を依頼される。

 
特集 「アメリカの正義、人類の未来」  2003年2月号。
 
 
   
 
 
「編集手帳」 で  編集長 上丸洋一氏が書いている。
 
『 表紙を飾っているのは、木版画家・菊池俊治さんが
 
2000年に制作した作品 「Full moon」 である。
 
月の左下に描かれているのは、
 
翌年、同時多発テロの標的の一つとなる 世界貿易センタービル。
 
くずおれる女性が 「自由」 や 「平和」 を象徴しているように見えるが、
 
時間の順序でいうと テロが起きるより前に絵が描かれていた。
 
現実が芸術に意味を付加したことになろうか。
 
菊池さんの数ある作品の中から、
 
これこそ 「アメリカ」 特集にふさわしいと考え、採用した。
 
              途中 略 
 
論の車座 『論座』 ならではの、
 
「主張する表紙」 を これからもお楽しみに。』 
 
以上  編集長によるコメント。
 
 
『表紙画』 は2003年~2005年まで 32回担当することになった。
 
 
 
◍ 『菊池俊治ガラス絵展』 2010年4月 秀友画廊企画。
 
 
   
 
 
この個展の 画廊のご挨拶文です。
 
『 2005年 ニューヨークの5番街からちょっと入った
 
ウインドウにあった 菊池さんの木版画に目がとまり、
 
ガラス絵を描いてみないかとさそい、時を経て今回の展覧会となった。
 
あふれるように作品が生まれ、また額縁も既製のものでは満足せず
 
彼自ら造りはじめた。
 
-100点 制作―
 
 
 
 
◍  個展は これまで 国内外で 115回 開催されました。
 
企画をしてくださった 画廊各位、
 
応援していただいた たくさんの皆様に
 
心から感謝いたします。
 
 
◍  近年は 東南アジアの国々の 『仏教遺跡』 を巡り
 
「スピリチュアルな世界」 と 出会いました。
 
これからは、自由な心をもった旅人 として 「仙人修行」 の心境で
 

   
 
  ミャンマーの「シュエダゴン・パゴタ」にて 出陣の祈りをする  
 
『菊池俊治の世界』 を 生涯をかけて 描き続けてまいります。
 
 
   
 
  ミャンマー  カックー 遺跡にて  
 
 
   
 
 
   
 
   
 

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